RMHが酒と音楽と次世代情報を語る

昼は大規模工場の屋台骨を支え、夜は酒と音楽と次世代情報を語るギタリストRMHがお送りする感情直結型ブログでございます。

フェイキックIOL(IPCL)手術前後レポート(2021.8.13手術済)@冨田実アイクリニック銀座 

前回の投稿が愛知県知立市に住んでいるときでしたらか、6年ぶりくらいの投稿になります。仕事も子育てもかなり落ち着いてきたので、ブログ再開します。

 この度は裸眼視力が右目0.04、左目0.02であり、一般の人より5倍程度乱視が酷い筆者がフェイキックIOL(ICL)手術前から手術後までの一連の流れをご紹介します。

今回は筆者が手術を実施したのは東京メトロ銀座駅に位置する冨田実アイクリニック銀座です。

 まず、フェイキックIOL(ICL)手術とはなんぞや?というところから簡単に概要説明します。

 

◆眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)とは

 眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)は、「有水晶体眼内レンズ挿入術」と呼ばれる視力回復手術です。特徴としては、自分の水晶体を残したまま人工のレンズを挿入するため、水晶体に残されたピント調節能力を残しておくことができます。逆に、白内障手術は水晶体を取り除いてからレンズを挿入しますので、「無水晶体眼内レンズ挿入術」と呼びます。自分の水晶体がないとピント調節機能はなくなるため、焦点を合わせるには人工の眼内レンズに頼ることになり、ピントが合わない距離を見る時は必ず眼鏡が必要になります。一方、眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)は、自分の水晶体が残っているため、人工のレンズだけに頼らず、水晶体の調節力も利用することができます。そのため、近くも遠くも眼鏡に頼ることなく、良好な視力回復が期待できます。 

f:id:kouheizero:20210823071531j:imagef:id:kouheizero:20210823071633j:image


◆眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)の特徴

 眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)は、レーシックが適応外だったから仕方なく選択するというイメージがありましたが、角膜を削らないことで見え方の質が高いことから、視力回復手術の一つとして選択されるようになりました。角膜を削らないことで得られるメリットは非常に多く、レーシックに並ぶ視力回復手術として認知されおり、老眼治療に対応したレンズが登場したことで、幅広い年代に注目されています。

f:id:kouheizero:20210823071711j:imagef:id:kouheizero:20210823071720j:image


◆角膜を削らないから見え方の質が高い

 眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)は、角膜を削らないから高次収差(不正乱視)の発生を抑制できるため、質の高いクリアな見え方が期待できます。眼治療に対応したレンズが登場したことで、幅広い年代に注目されています。

◆角膜を削らない可逆性の手術

 角膜を削らないから、手術後に万一のトラブルが生じたとしてもレンズを取り除けば元の状態に戻すことができます。将来、白内障手術が必要になってもレンズを問題なく取り除くことができますので安心です。

◆角膜を削らないから適応範囲が広い

 角膜を削らないから、レーシックのように角膜の厚みに左右されることがなく適応範囲が広いことが特徴です。強度近視や強度乱視の方でも手術を受けることができます。また、円錐角膜の方でも手術が可能です。

◆手術後のドライアイを抑制

 レーシックはフラップを作成するため、手術後に一時的なドライアイ症状が発生することがありますが、眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)は、フラップ作成の必要がなく、手術後のドライアイが発生しにくい。

★眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)の適応

 眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)は、下記のような方に適しています。

【適応リスト】

①質の高い見え方を希望されている方

②強度近視の方

③乱視の強い方

④角膜の薄い方

円錐角膜と診断された方

⑥ドライアイの方

⑦角膜を削ることに抵抗がある方

⑧レーシックが不適応と診断された方

 

f:id:kouheizero:20210823071746j:image

 

老眼も治療することができる

 老眼に対応した3焦点の眼内コンタクトレンズが登場したことで、近視、遠視、乱視に加えて老眼も治療できるようになりました。これによって、幅広い年代に適応できます。

手入れ不要の永久コンタクトレンズ

 眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)は、眼内にレンズを挿入するため、コンタクトレンズのように煩わしいレンズのお手入れが不要です。長期的に良好な視力を維持できる安全性の高い素材が使われています。

 

★★手術適応の診断と執刀について

 レーシックやフェイキックなどの屈折矯正手術は、日本眼科学会が認定する眼科専門医が担当することが必須条件とされています。また、角膜の生理や疾患、眼光学に精通している屈折矯正を専門とする眼科専門医が、診断と執刀を担当することが重要なポイントになります。冨田実アイクリニック銀座では、手術を希望されるすべての患者様に対して、屈折矯正を専門とする富田院長が、診断および執刀を担当します。レーシックやフェイキックなどの屈折矯正手術を受ける際は、診察と手術を眼科専門医が担当していることを確認することが大切です。非専門医が担当するクリニックもあるようですが、非専門医による診断や執刀は避けることが適切です。

 

f:id:kouheizero:20210823071849j:image

 

★ ★ ★上級指導医ライセンスを取得した冨田院長が執刀を担当

 冨田院長は、日本の眼科医で唯一プレミアム眼内コンタクトレンズの上級指導医ライセンスを取得しています。すべての手術を担当する冨田院長は、プレミアム眼内コンタクトレンズにおける実績が評価され、トップフェイキックサージャンに認定されています。海外の眼科学会においても、フェイキック手術の有意差やテクニックなどについても講演するなど、レンズの性能についても熟知しています。日本人で初めてプレミアム眼内コンタクトレンズの手術を行った眼科医としても知られており、フェイキック手術の普及に貢献しています。

 

f:id:kouheizero:20210823071936j:imagef:id:kouheizero:20210823071943j:image

 

◆レンズの度数に関係ないプレミアム眼内コンタクトレンズの手術費用

 プレミアム眼内コンタクトレンズの手術費用は、レンズの度数によって変わることはありません。ICLレンズによるフェイキック手術は、近視の度数によって手術費用に格差があり、近視の程度が高いほど手術費用も高額になります。しかし、軽度近視の方よりも強度近視の方のほうが視力回復手術を必要とされているのは当然のことであり、軽度近視であればLASIK手術の方が有効です。プレミアム眼内コンタクトレンズは、近視の度数に関係なく幅広い度数に対応していることも大きな特徴です。

★眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)の種類

 眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL)には、レンズを挿入する位置によって2つのタイプがあります。角膜と虹彩の間にレンズを挿入するタイプを「前房型レンズ」、虹彩と水晶体の間にレンズを挿入するタイプを「後房型レンズ」と言います。前房型レンズは、ほとんど使用されなくなってきましたので、現在は後房型レンズが主流となっています。

 この後房型レンズにも種類があり、レンズのデザインや機能に違いがあります。どちらのレンズも良好な結果が報告されていますが、プレミアム眼内コンタクトレンズは様々な部分が改良された最先端のフェイキックレンズで、老眼の治療に対応した世界で唯一のレンズです。

URLリンク:眼内コンタクトレンズ(ICL・フェイキックIOL) - YouTube ←(眼内コンタクトレンズ(フェイキックIOL、ICL)by 冨田実アイクリニック銀座_YouTube紹介動画)

★プレミアム眼内コンタクトレンズ

 プレミアム眼内コンタクトレンズは、EyeOL社製(イギリス)の後房型フェイキックレンズで、ヨーロッパの厚生労働省にあたるCEマークを取得しています。(CEマークは安全基準を満たすことを証明する称号です)すでに、世界20カ国以上で使用されており、当院では6年前に新規導入して手術を行っています。プレミアム眼内コンタクトレンズは、近視、遠視、乱視の治療はもちろん、世界で初めて老眼の治療を可能としたフェイキックレンズで、現在も老眼に対応したフェイキックレンズはプレミアム眼内コンタクトレンズしかありません。フェイキック手術で使用されるレンズには、いくつかの種類がありますが、結果においても良好な成績を残しています。レンズの素材も「ハイブリッド・ハイドロフィリック」が用いられ、眼内での安全性も証明されています。眼内での安定性を追求した独自のレンズデザインを採用し、レンズの光学径を広くしたことで、瞳孔径に左右されにくいクリアな視界が期待できます。また、レンズに設置された複数のホールによって、虹彩切開が不要となり、スムーズな房水の循環経路が確保されたことで眼圧上昇などのリスクを抑制します。

 

f:id:kouheizero:20210823072328j:imagef:id:kouheizero:20210823072336j:image

 

◆世界で確立された安全性

1.ヨーロッパの厚生労働省認可に当たるEU諸国(イギリスを含む)各国厚生労働省認可

2.2018年のアジア太平洋眼科学会の発表でホールICL(スター社製)と一年間の経過で全く同等の視力結果(統計的有意差なし)が得られることが証明された。

3.当院では6年前から手術を行っており、現在では日本でも多くのクリニックで手術が行われています。

 

★プレミアム眼内コンタクトレンズの性能

 プレミアム眼内コンタクトレンズには、フェイキック特有のクリアな視界を実現するために様々な新しい性能が採用されています。後房型のフェイキックレンズには「ICLレンズ」がありますが、海外の学会では「プレミアム眼内コンタクトレンズ」が同等以上の結果とレンズ性能を有していると報告されています。新たに採用されたプレミアム眼内コンタクトレンズのレンズ性能は、“クリアな視界”だけではなく、長期的な視機能の維持、合併症の抑制に効果を発揮しています。

 また、3焦点のプレミアム眼内コンタクトレンズは、今までは不可能とされていた老眼の治療にも対応しており、世界初の老眼用フェイキックレンズとして注目されています。

 

f:id:kouheizero:20210823072355j:image

 

◆瞳孔径に左右されない6.6mmのレンズ光学径

 眼内レンズで物を見る部分をの光学部といいますが、この光学部のサイズは瞳孔径に左右されるため、照明条件の違いによって見え方に影響します。瞳孔は、明るい所では小さくなり、暗い所では大きくなるため、光学部が小さいと暗い所でレンズよりも瞳孔が大きくなり、レンズの縁(周辺部)が見えてしまいます。このレンズの縁に光が反射するとハロー・グレアの原因にもなり、暗所での視機能が低下します。ICLレンズにも光学径を6.1mmに広くしたEVO+ICLレンズが登場しましたが、プレミアム眼内コンタクトレンズの光学径は6.6mmとさらに大きく設計されています。光学部が大きくなっても眼のサイズに合わせた13ものレンズサイズがあるプレミアム眼内コンタクトレンズは、眼内での安定性に優れており、照明条件に左右されない質の高い見え方を追求しています。

 

f:id:kouheizero:20210823072420j:imagef:id:kouheizero:20210823072427j:image

 

◆独自のプレミアムカーブで白内障の発生を抑制

 従来のフェイキック後房型レンズ(ICL)は、レンズ形状がフラットに設計されていたため、水晶体との距離が近く、白内障が発症するリスクがデメリットのひとつでもありました。プレミアム眼内コンタクトレンズは、独自のレンズデザインによって、水晶体との距離を確保する「プレミアムカーブ」を採用し、フェイキック手術の課題であった白内障発生リスクを軽減したことで、より安全性の高い視力回復手術を可能としています。

 

f:id:kouheizero:20210823072447j:imagef:id:kouheizero:20210823072456j:image

 

◆長期的に視気機能を維持するハイブリッド素材を採用

 プレミアム眼内コンタクトレンズには、眼内で長期的に視機能を維持することができる”ハイブリッド・ハイドロフィリック・アクリル”が使用されています。ハイドロフィリック・アクリル素材は、白内障の眼内レンズにも使用されており、すでに眼内で使用されている実績がありますが、従来のアクリルレンズよりも水分含有量を多くしたハイブリッド素材を採用したことにより、タンパク質などの汚れがレンズに付着しにくい特性があり、長期的に安定した視機能を維持できることが確認されています。

 

◆6つのハプティックスでレンズの安定性が向上

 プレミアム眼内コンタクトレンズには、眼内でのレンズの安定性を維持するために6つの支持部をもつ独自のレンズデザインを採用しています。フェイキックの後房型レンズは、虹彩と水晶体の間にある後房というスペースにレンズを挿入しますが、支持部が4つのICLに対して、よりレンズの安定が追求した6つの支持部を持つレンズデザインが、眼内でのレンズの安定性を実現しています。

 

f:id:kouheizero:20210823072515j:image

 

◆眼内の循環経路を確保する7つのホールデザイン

 プレミアム眼内コンタクトレンズには7つのホールが設置されており、それぞれが重要な役割を果たしています。かつてのフェイキック手術では、眼内を流れる房水の循環経路を確保するために、虹彩切開術が必要でしたが、レンズの中心部分にホールを設置することで、虹彩切開術が不要となりました。これによって、患者様の負担が大きく軽減されましたが、プレミアム眼内コンタクトレンズには6つのホールが追加され、眼内での循環経路の確保はもちろん、白内障緑内障の発症予防にも配慮されています。大きく区分けすると7つのホールが3つの機能を果たしており、フェイキック手術の安全性をさらに向上させることに成功しました。

 

f:id:kouheizero:20210823072536j:image

 

★フルオーダーで作成されるカスタムレンズ

 プレミアム眼内コンタクトレンズは、眼の大きさに合わせてレンズのサイズが選択できるように全部で13ものレンズサイズが取り揃えられています。欧米人よりも眼のサイズが小さい日本人にもフィットするレンズをオーダーすることができますので、患者様個々に合わせたカスタムレンズでの手術を提供することができます。規制サイズしかない他の後房型レンズと大きく違い、患者様の眼のサイズに合わせてフルオーダーでレンズを作成しますので、レンズの度数だけではなく、眼内での安定性にも優れたレンズをご用意することができます。

 

◆カスタムレンズで常に理想的な水平状態で挿入できる

 プレミアム眼内コンタクトレンズには、乱視のある方にも対応したトーリックレンズもご用意することができます。一般的な後房型レンズにも乱視に対応したトーリックレンズがありますが、プレミアム眼内コンタクトレンズのトーリックレンズは、乱視軸をレンズ内にカスタマイズするため、どんな乱視軸に対してもレンズを水平に挿入することできます。これによって、眼内レンズを常に理想的な状態で挿入することができるため、レンズの安定性が大幅に向上。眼内を流れる房水の循環経路も常に一定化され、レンズの傾きに左右されることがありません。

 

f:id:kouheizero:20210823072558j:imagef:id:kouheizero:20210823072604j:image

 

★エクセレントクリアサーフェイスを採用

 プレミアム眼内コンタクトレンズには、レンズの表面構造をスムーズにすることで見え方の質を高める「エクセレントクリアサーフェイス」という新しい技術が採用されています。フェイキック後房型レンズの中でも見え方の質が高く、ハローグレアの発生を抑制する工夫が施されています。実際に、ヨーロッパ白内障屈折矯正学会(ESCRS)において、スペインのDr.Teus教授により、プレミアム眼内コンタクトレンズコラマーレンズ(ICL)よりもレンズの表面がクリアーかつスムーズであり、より見え方の質が高いことが証明されています。ESCRSの眼内コンタクトレンズのシンポジウムでは、当院の冨田院長が世界各国から選出された5人の講演者の1人に選ばれるなど、プレミアム眼内コンタクトレンズ世界的オピニオンリーダーとして活躍しています。

 

f:id:kouheizero:20210823072632j:imagef:id:kouheizero:20210823072644j:imagef:id:kouheizero:20210823072650j:image

 

◆「3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズ」登場

 後房型フェイキックレンズに、「3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズ」が登場し、老眼治療の新たな選択肢として期待されています。すでに世界では多くの症例実績があり、良好な結果が報告されています。

 一般的に、40歳を過ぎると老眼を自覚するようになると言われているため、老眼が始まった方には視力回復手術は不向きだと言われてきましたが、老眼にも対応したフェイキックレンズが登場したことで、老眼治療の選択肢がまたひとつ広がりました。

 

f:id:kouheizero:20210823072709j:image

 

◆6年前に日本で初めてフェイキックによる老眼治療に成功

 当院は、6年前に日本で初めて「3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズ」による老眼治療を導入して、多くの症例の治療実績を有しています。また、冨田院長は日本人の眼科医として、「3焦点プレミアム眼内コンタクトレンズ」による手術を初めて成功させた実績があり、日本で唯一の上級指導医ライセンスを与えられています。

 

◆老眼用レンズは遠方・中間・近方の3つの距離に対応

 世界で初めて老眼を治療できる3焦点フェイキックレンズは、プレミアム眼内コンタクトレンズしかありません。老眼は40歳を過ぎた頃から自覚してくるといわれていますが、老眼用のフェイキックレンズが登場したことで、幅広い年代の視力回復に対応することができるようになりました。レンズの構造は、白内障手術で使用する3焦点レンズと似ていますが、レンズの中心部にあるホールの形状が円錐状をしているため、光学的欠損を抑制することができます。また、独自のレンズデザインによってハロー・グレアの発生を軽減しています。

 

f:id:kouheizero:20210823072736j:imagef:id:kouheizero:20210823072743j:image

 

◆老眼用レンズは3焦点回析型アポダイズド構造

 老眼を治療できる老眼用プレミアム眼内コンタクトレンズは、白内障手術で使用される多焦点レンズと同様のレンズ構造になっています。複数の距離に焦点を合わせるレンズは、入ってきたレンズに設置された溝によって光を分配する仕組になっていますが、白内障手術と大きく違うところは、水晶体の有無になります。白内障手術では、濁った水晶体を取り除いてしまいますが、フェイキックの場合は水晶体を残したままレンズを挿入します。老眼用プレミアム眼内コンタクトレンズは、周辺部よりも中心部のステップが高く、中心部から外側に設置されたステップの角度を徐々に高くする独自のレンズデザイン採用することによって、光学的欠損を少なくし、ハロー・グレアの発生を抑える効果が期待できます。

 

f:id:kouheizero:20210823072758j:imagef:id:kouheizero:20210823072803j:image

 

 

フェイキックIOLの概要説明や冨田実アイクリニック銀座の紹介は以上として、今回フェイキックIOL(ICL)手術を受ける決断に至るまでをつらつらと述べたいと思います。

 まず大事な五感のうちの1つである【視覚】が手術によって失われ、【ICL難民】とやらになるのは絶対に避けたいという意識がありました。ちょうど約10年前頃にはレーシックが流行り、私の父親をはじめ多くの友人や知り合いが手術を受けたのを横で見ていました。幸いなことに私の近しい人たちは特に手術後の後遺症は発生せず、視力も良好でハローグレアにも悩まされず、メガネやコンタクトレンズが不要な快適な生活をしていました。しかしながら、その一方で手術料金の安さを餌にし、多くの患者を集める悪徳な医者による手術器具などの滅菌処理を怠った状態でレーシック手術を繰り返すことで、「レーシック難民」という方々が多く発生して、しまいには集団訴訟を実施していることがニュースで話題となったのは記憶に新しいと思います。手術執刀する医者が自分はメガネをしていることが物語っているように、身体的なリスクを伴う手術について筆者自身はレーシックは絶対やらないかなと心に決めておりました。

 また、記憶に新しいのはオリンピックで大活躍した男子卓球の水谷選手ですが、大会中あまり見慣れない不思議なメガネ(サングラス)していたのは印象的でした。なぜ不思議なメガネをしているのか調べてみると2018年ごろに【レーシック手術】を受けていたようで、視力はもちろん良くなり日常生活には支障がないが、ものすごい勢いでボールが行き来する卓球では角度によって体育館の照明等が目に入り込みハロー・グレアになり眩しく辛いため、試合中はメガネをかけているとのことでした。そのため、今季のオリンピックで引退せざる得ないようです。次の2024年の大会でも中国を打ちまかして欲しかったですね・・・。水谷選手もフェイキック手術にしていれば、2024年以降も活躍していたかもしれませんね。非常に悲しいニュースでした。

 

 そこから10年程度経ち、新型コロナが流行り、マスクを強要される世の中になりました。マスクはメガネとの相性は最悪メガネが曇り日常生活にストレスが溜まる生活が始まりました。筆者自身は少し前までは某高速道路会社に勤めており、台風や大雪等非常時には夜通しで通行止め対応に当たるなどの長時間労働をすることが多かったので、コンタクトレンズをすると目に多大な負がありこのまま使用していると目も傷つき最悪ドライアイになるのは必死だったので、7年前にメガネに切り替えていました。そのため、例に漏れずマスクによりメガネが曇るという非常にストレスフルな生活を送っていました。そこで妻から紹介を受け、フェイキックIOL(ICL)手術というレーシックとは異なり、ダメだったら元に戻すことができる【不可逆ではない】画期的な手術があることを教えてもらいました。実際に手術を受けた有名人を例に挙げるとAKB48指原莉乃ICL手術を受けていることを知りました。彼女曰く、コンタクトレンズを使用していたときはドライアイに悩まされていたが、手術後それが解消されて更にコンタクトレンズの時よりも視界がクリアになり世界が明るくなりました!!というコメントを聞き、次第に興味を持つようになりました。

 

話は変わりまして、以下筆者が手術前から手術後までを時系列でご紹介します。

 

 今回筆者が手術を実施したクリニックは銀座の一頭地にある冨田実アイクリニック銀座です。東京メトロ銀座駅A2出口徒歩1分の好立地に位置しています。待合室は比較的小規模なためか、手術前適合検査は完全事前予約制になるので、電話や公式HPの問合せ等で直接クリニックに連絡し予約が必要になります。今回私が申し込みをしようと検討していたのは、冨田実アイクリニック銀座開業7周年記念15名限定のフェイキックICL特別割引プランです。このプランの最大の特徴は割引が最大20万円程度割引されるのは分かりやすいメリットですが、それ以外に注目した点があります。名実ともに世界で3本の指に入る冨田実医院長が直接手術を執刀するという点に筆者は注目しました。当医院よりも比較的安価で手術を受けれるクリニックは世の中にあるのですが、どの医者が執刀するのか確定しない状態で申し込みをしないといけないので、経験値が比較的少ない若い医師に当たってしまい手術失敗の確率が少なくとも上がってしまうのは避けたいと思っておりました。筆者の性格として基本的に楽観主義ですが、不可逆なリスクについて非常に臆病な筆者は上記論点で、今回手術を受けるクリニックでは手術の実績世界No.1の冨田実医院長の手術が確定しているのは言わずもがな安心を与えてくれました。

 

f:id:kouheizero:20210824032903j:image
f:id:kouheizero:20210824032854j:image
f:id:kouheizero:20210824032900j:image
f:id:kouheizero:20210824032851j:image
f:id:kouheizero:20210824032857j:image

f:id:kouheizero:20210824040828j:image

 

【⓪ICL手術事前検査予約】

6/28(月)公式HPの問合せにて、7周年特別割引キャンペーンはまだ実施しているかどうかの確認と手術を受けるにあたって事前検査日程の予約を行いました。冨田院長は手術実績世界No.1であり非常に多忙であることは間違いないと思い、クリニックの営業時間中に電話にて事前検査の日程を予約確定をしました。その夜9時ごろに公式HPより冨田院長より直接回答がありました。忙しいのにも関わらず、非常に丁寧に文面で回答いただきまして、非常に人柄も良いお医者様なのだなと確信しました。

 

【①ICL実施判断検査】

・7/2(金) 11:30〜14:30(所要時間約3時間)

 ICL手術が実施可能かどうか判断してもらうため、適合検査を受診しました。検査自体は概ね3時間程度かかりました。

検査内容の前半はメガネやコンタクトレンズを処方してもらっている人はよくご存知である視力検査になります。

【検査内容】

1.顕微鏡のような装置(オートレフラクトメータ)の接眼レンズ覗くと真ん中に気球の絵があり、それをぼんやり眺める検査。

(※検査概要:角膜の屈折度を測定することで、近視・遠視・乱視の度数の目安がわかるため、視力の予備検査して多くのクリニックで使用されています。

 ここでトリビアとして、機器製造メーカー担当者曰く、この画像の道路は、実際に撮影された写真だそうです。正確な場所まではわからないが、アメリカのアリゾナ州の原野に通る道路。ただし、気球は合成されたものらしいです。ヒトは、ものを見るときには、無意識にピント合わせをしてしまいます。ピントを合わせることを「調節」と言います。この機器では「リラックスしてぼんやり遠くを見ている」状態で検査をしたいので、目の調節が自然に無限遠(遠く)へ向かうように、と、当時の開発メンバーが提案したそうです。

※見える画像は機器メーカーによって異なるため、覗き込んだ先に見えるのが気球ではなく、花畑や風車、牧場のような絵のものもあります。)

 

f:id:kouheizero:20210823075025j:imagef:id:kouheizero:20210823075029j:image

 

2.真ん中に緑色の点滅する点を見つめ目を開いて待機をし、目を開いてるとこに「シュッ」と風を当てる検査です。

 目は水風船のように、内部に房水という水分が含まれています。この房水が眼球内を流れることで、目は球形を維持できます。この水風船のような目が、パンパンに膨らんで固くなっているような状態を「眼圧が高い」と言います。

◆眼圧計での検査方法

 眼圧計は風を当てることで、目の表面を一時的にへこませます。「眼圧が高い」目では、短時間ですぐに戻りますが、「眼圧が低い」目では、元に戻るのにもう少し時間がかかります。この時間を測定することで、眼圧を測定しています。目に当てるのは空気だけですので、痛みもなく、目に優しい検査です。

 

f:id:kouheizero:20210823075052j:imagef:id:kouheizero:20210823074616j:image

 

3.上下左右の円の切れ目(Cはランドルト環と言います。アメリカや中国ではEチャート、欧米ではスネレン視標というマークをよく使用するようです。)等を回答するお馴染みの視力検査を❶裸眼と❷矯正めがねを使用して実施。

 

f:id:kouheizero:20210823075102j:imagef:id:kouheizero:20210823075106j:imagef:id:kouheizero:20210823075110j:image

 

ここまでの1.から3.までの検査は一般的によく実施される眼科検査です。

 


その後、待合室に戻り瞳孔を開くための目薬を3回程度点眼されたのちに、追加検査を受診しました。その初めての検査のうちで特徴的だった検査は次の検査です。

フェイキックIOLのレンズは一人ひとり個人差のある瞳の大きさに合わせ、フルオーダーでレンズを作成するため、目の虹彩の大きさなどその他もろもろの情報を集めるために、画面の中心の赤い点を見つめその周りに周りに光量強度の高い光を当てて瞳の状態2〜3回撮影をする装置が印象的でした。

瞳孔を開く目薬を点眼しているため、とにかく眩しく目を閉じてしまったりして、撮影失敗すると撮影回数が増えます。一発で上手くいけば2回程度で完了します。私は目を瞑ってしまい片目につき3〜4回程度撮影されました。

 


追加検査が終わった後、再び待合室に戻り冨田医院長より各種検査結果を踏まえてフェイキックIOL手術が適合するかどうか判断するため、瞳の状態の診察されました。結果としては3.の視力検査結果より通常の人の5倍程度酷く、レーシックはまず不可能であることと、乱視入りのフェイキックIOLレンズでなければ手術はオススメできないと診断されました。ちなみに乱視入りだとクリニックによりますが、片目で8〜10万円プラスオプション料金がかかるということで、今回は追加で片目8万円なので両目で16万円追加になりますが、手術を受けますかと回答されました。

結果として、手術に必要な費用は両目で約60万円程度(片目30万円)の見積となりました。(結果として、乱視オプション分は7周年記念割引相殺されました◎。)幸い2021.5に2度目の転職をしていたため、前職の退職金と夏のボーナスで手元にまとまった流動資産があり、メガネ属性が一切無く、しまいにはメガネかけてない人と結婚したつもりだったのに結婚した後にメガネ男子になるなんて結婚詐欺だ!とまで妻に言われていたので、妻の強烈な一押しもありフェイキックIOL手術を受ける運びとなりました。笑

 

待合室に戻り受付の方から手術の注意事項等の説明をうけ、手術の申込書とHIV検査同意書にサインをし、フェイキックIOLレンズ注文料金として前金30万円をクレジットカード決済にて支払いました。その後、4Fの手術エリアでHIV検査実施するための採血をされ、本日の検査等は終了しました。

3時間という長丁場で多くの検査を受け、目薬で瞳孔も開きっぱなしでフラフラになりながら、帰宅しました。ちなみに車で訪問する人は運転介助者が必須なので気をつけてください。瞳孔開きっぱなしなので、100%事故ります。苦笑

 

f:id:kouheizero:20210823075749p:imagef:id:kouheizero:20210823075758p:imagef:id:kouheizero:20210823080247p:image

 

【②ICLレンズ作成のための視力検査】

・7/3(土)15:30〜16:30

 翌日フェイキックIOLレンズをフルオーダーするため、再度視力検査と瞳の大きさ等を測るための撮影を行いました。小一時間程度の検査でしたが、瞳の撮影をするので、例に漏れず瞳孔を開く点眼をするため、視界は瞳の絞りが効かずハローグレアまみれのファンシーな世界に包まれ帰宅しました。この日も車運転での通院は不可なので悪しからず。

 

【③手術前最終検査】

・8/1(日)11:30〜12:30

 手術前の最後の検査ということで、再度7/3(土)に実施した検査を一通り実施しました。主に視力検査がメインでした。恐らくフェイキックIOLレンズの度数などを最終確認し、レンズ仕様を確定するためと思われます。この日、手術前の3日前から目の中の菌を殺菌する目薬(抗菌目薬)と炎症を抑える目薬(抗炎症目薬)の2種類を処方されました。1日6回程度(①起床後(6時頃)、②朝食後(8時頃)、③昼食後(12時頃)、④夕方(16時頃)、⑤夕食後(19時〜20時頃)、⑥就寝前(22時頃))点眼する計画としました。ここは明確なタイミングは無いようで、筆者は忘れないように必ず日常で発生するイベントに紐つけて点眼をするように計画しました。

 

f:id:kouheizero:20210823075827p:imagef:id:kouheizero:20210823075842j:image

 

 

 

【④フェイキックIOL手術当日】

・8/13(金)9:00〜15:30

 手術は10:30からの予定ですが、事前準備が多く時間がかかるということで、朝9時の集合でした。受付ではフェイキックIOL手術執刀承諾書の提出と前金を差し引いた残りの金額をクレジットカードにて支払いをしました。初日の1.〜3.の検査を実施したのち、待合室の戻り手術にむけ、瞳孔を開く目薬を計7回程度数分おきに点眼されました。10時ごろに冨田医院長の最終診察を受け、10:30ついに運命の手術へと3Fから4Fへ案内されました。手術では事前に案内のあった避けたほうが良い服装を考慮した服装(上着は黒色のRSRフェスのTシャツ、下は短パン)で手術に臨みました。

 

f:id:kouheizero:20210823122622p:imagef:id:kouheizero:20210823122631p:imagef:id:kouheizero:20210823122641p:imagef:id:kouheizero:20210823122652p:imagef:id:kouheizero:20210823122704p:imagef:id:kouheizero:20210823122723p:image

 

f:id:kouheizero:20210823080155p:image

 

手術着に着替え、手術室へ案内されました。手術の席の傍らにはごついフェイキックIOL専用の装置があり、それを駆使してフェイキックIOL手術の執刀されました。

 まずは右目から執刀するとのことで、目のみの局部麻酔の点眼を数回されたのちに、運命の手術が始まりました。

【手術のフロー】

①まずは顔全体に消毒液を塗布

②次に瞳が閉じないように瞼の上下を医療用テープで固定

③目を大量の消毒液で洗浄

 ここから視界がサイケデリック宇宙旅行の世界へ誘われました。

 ⅰ. 視界が次第にモノクロ(白黒)の世界になる。

 ⅱ.   手術装置の光源が3点のみ視界に現れる。

   →この光源がとてつもなく眩しくて目を閉じたいけど閉じれないので、

   頭がクラクラしながらこの後の手術を受けることになります。

   冨田院長から「光源のうち内側の1点を常に凝視していてください」と言われたので、

  ただただ縋るようにその指定された光源を凝視していました。

 ⅲ.  局部麻酔がきちんと効いていたため、切開された感触は全くなかったのですが、

  IOL装置のレーザーにて目尻側の黒目と白目の境目を3mm程度切開されました。

 ⅳ.  切開した箇所からIOLレンズを挿入し、位置調整

  →私は乱視入りのIOLレンズだったので、この位置調整が割と時間かかった気がします。

   乱視がない人は挿入し、XY軸の調整が完了すれば、消毒をして片目執刀完了となり

   ます◎。

 ⅴ.  位置調整完了後、目の消毒を実施し片目の手術完了。

 

f:id:kouheizero:20210823074815p:image

 

 正確な手術の所要時間は不明ですが、筆者の体感時間として20〜30分程度片目で要したと思います。

 次に左目の手術に移る前に、左目の局部麻酔をしつつ10分程度インターバルがありました。左目についても基本的には上記ⅰ〜ⅴの順序で手術が進行しました。体感時間では左目の方が若干短かった印象です。しかしながら、手術中の先生のコメントで左目は乱視の角度がきついという発言がありました。また、新人にも教育をしながらのようでしたので、通常の手術より長い時間かかっているような印象でした。手術中は痛みはほぼないので、手術時間の長さは個人的には気になりませんでした。痛みはないですが、レンズを挿入するときは目に圧を感じました。また、最後の消毒は少々染みるような感じがしました。染みる場合は先生が事前に少々染みますよと教えてくれますので、安心しました◎。恐らく、切開した3mmの箇所が染みたのだと思います。

 手術全体として約1時間程度の手術だったと思います。手術後の感想として、手術後右目についてはすでに1.0程度見えている印象でした。しかしながら、左目はのちの診察でわかるのですが、レンズを挿入した際に角膜が少し傷ついたようで、左目の視界は白く霧がかっておりました

 手術後はほぼ仰向けになれる1人用のソファーにて2時間目を閉じて休息しました。休息中は手術に使用した消毒液に利尿作用があるらしく、トイレに何度も行きたくなりました。トイレの手洗い場の鏡で自分の姿を見たのですが、完全に目が充血していて【東京グール】状態でした。苦笑2時間の休息が終わり、眼圧の検査を受け、視力検査をしました。右目は1.0程度見えておりましたが、左目は角膜が傷ついた関係で、視界が白く霧がかかっておりほぼ見えませんでした最後に冨田委員長の診察を受けるのですが、右目は特に問題なしだが、左目を外観観察した際に、「少し白いねぇ。レンズを挿入するときに角膜に少し当たってしまった可能性がある。これから処方する目薬を使用すれば一週間で元に戻るので、安心してください◎。」とコメントされました。その後、受付で目薬を3種類処方され、ふらフラになりながら帰宅しました。目薬の点眼頻度は手術当時は1時間に1回点眼するため、かなり忙しかったです。目薬は複数種類点眼する場合は3〜5分間隔を空ける必要があるので、手術当日は目薬まみれになってました。

 

f:id:kouheizero:20210823080313p:imagef:id:kouheizero:20210823080300p:image

 

尚、手術後の注意事項としてしんどかったのは目を切開している関係で、目に細菌が入り感染症にならないようお風呂で頭洗うのはご法度なので、正直なところ夏場は非常に辛かったです。私は妻に美容室でシャンプーしてもらう形式で頭を一週間洗ってもらいました◎。ですので、夏よりは秋から冬の季節が手術の最適な時期と思います◎。あと、汗が目に入らないように気をつけましょうと言われます。夏本番な時期の手術で汗かくこと必死な季節でしたが、幸いなことに手術を受けた日から1週間雨ばかり(九州や広島では記録的な豪雨な梅雨前線が日本列島を覆っている時期でした。)で気温が落ちていたので、汗をあまりかかずに済みました。

そんな状態なので、手術から一週間は常に保護メガネをかける必要があります。

 

f:id:kouheizero:20210824033138j:image

 

また、就寝の際は目を誤って擦ったりしないように保護用の眼帯を装着して、寝ます。

f:id:kouheizero:20210823080008p:imagef:id:kouheizero:20210824041305j:imagef:id:kouheizero:20210824041333j:image
f:id:kouheizero:20210824041340j:image
f:id:kouheizero:20210824041337j:image

絶対に寝ているときにズレないように色々なバリエーションを試しました。

ふざけているみたいですが大真面目です。苦笑


【⑤フェイキックIOL手術後1日目検診】

・8/14(土)10:00〜11:00

1.オートフラクタメーターによる角膜屈折度の検査、2.眼圧計による眼圧検査、3.ランドルト環での視力検査の1.〜3.の

視力検査を実施し、冨田先生の診察を受けました。「左目は角膜が傷付いているため、まだ白く霞んだ視界になっていると思うが、

処方している3種類の目薬をきちんと使用すれば1週間で元に戻りますと言われました。」この時点では手術当日よりかは白い霞が薄くなったような

気がしたが、視力検査ではあまり見えていなかったと思います。視力検査の結果は右目視力は1.5左目視力は0.5程度だったと思います。

 


【⑥フェイキックIOL手術後3日目検診】

・8/16(月)10:00〜11:00

1.オートフラクタメーターによる角膜屈折度の検査、2.眼圧計による眼圧検査、3.ランドルト環での視力検査の1.〜3.の

視力検査を実施し、冨田先生の診察を受けました。3.の視力検査では手術後1日目検診の時から左目の白い霞が消えており、

右目視力は1.5、左目視力は【1.2】まで回復しました。冨田先生からは「左目の白いモヤはだいぶ取れましたね。油断せず処方した目薬は使用し続けてください。」と

コメントされました。

 


【⑦フェイキックIOL手術後7日目検診】

・8/20(金)10:30〜11:30

1.オートフラクタメーターによる角膜屈折度の検査、2.眼圧計による眼圧検査、3.ランドルト環での視力検査の1.〜3.の

視力検査を実施し、三田真理子先生の診察を受けました。「視力は右目左目ともに【1.5】になりました。眼球の外観診察した所感も経過良好なので、

目薬を一部種別変更して処方します。これから半年間、1日4回(①朝・②昼・③夜・④就寝前)の点眼は欠かさずお願いします。」とコメントされました。

待合室に戻り、受付で1ヶ月後検診の予約と半年間の処方する目薬の料金(18,100円)をクレジットカードで支払い、①GoogleMAPの口コミ協力②知人紹介制度の案内を受けました。

GoogleMAPの口コミの謝礼は3,000円の商品券が後日もらえるとのことなので、即日レビューをしました。笑

また、知人紹介制度は知人が無事に適合検査をクリアし、手術を完了したら最大3万円知人は値引きされ、私には3万円の商品券のバックがあるとのことでした。

★本ブログを読まれ、フェイキックIOL手術に興味がある方はぜひ筆者まで連絡ください。更なる詳細等含め、紹介いたします。

メールアドレス:kouheizero@gmail.com

 

f:id:kouheizero:20210824033220j:imagef:id:kouheizero:20210824033605p:image
f:id:kouheizero:20210824033557p:image

 


†総合的な感想†

 白内障手術を応用したフェイキックIOL手6術は白内障手術が60年前から確立されており、世界で30万以上の実績があるため安心して手術に望めると思います。筆者が不安に感じたことと言えば、手術後左目の角膜が少し傷つき、白い霞が視界を覆っていたことですが、3日目にして霞がほぼ消えていたので先生のアドバイス通り忠実に術後ケアをすれば何も問題ありませんでした。そして手術後右目についてはすぐに1.0程度見えていたので、世界はこんなにもクリアに見えるんだなと感動しました。コンタクトやメガネでは見え方に限界があり、筆者は乱視が非常にきついので特にフェイキックIOL手術後の視界はクリアとなっています。レーシックではハローグレアの発生確率が割と高いようですが、プレミアムホールレンズ(英国製)は6.6mmの大口径のレンズなのでハロー・グレアも発生せず満足な生活を送っています。フェイキックIOL手術は自由診療なので、かなり手術費用はかさみますコンタクトレンズを購入したり、付けたり外したりの手間や眼球が傷つく事によるドライアイ発生リスクを鑑みれば医療ローンを組んでも手術を受けた方が生活のQoL(=Quality of life)が最高値まで高まると思います。早ければ早いほど良いと思います。さらに最近では老眼に対してもプレミアムホールレンズにて対応ができるということなので、筆者も老眼がキツくなってきたら、レンズを入れ替えて死ぬまで最高の視界を手に入れたいと画策しています。

 

 ここまで長文の手術経過ブログをご購読いただきありがとうございます。

乱視がキツく、レーシックでの治療を諦めているそこのアナタ様!

フェイキックIOL手術を可及的速やかに検討してみることを激しくオススメします!


それでは、ほなまた!

Written by こーへーΩ